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弁護士による債務整理@銀座

「任意整理」に関するQ&A

任意整理をするとクレジットカードはどうなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 岩崎友哉
  • 最終更新日:2025年9月3日

1 任意整理をすると使えなくなるクレジットカードもある

結論から申し上げますと、任意整理をすることで使うことができなくなるクレジットカードもあります。

弁護士に任意整理を依頼した場合には、任意整理の対象とする貸金業者やクレジットカード会社に対し、まず受任通知という書面が送付されます。

貸金業者等は、受任通知を受け取ることで、弁護士が介入して任意整理が開始されたことを知るとともに、信用情報にその情報を登録します。

そのため、受任通知が送付されることで、一部のクレジットカードは使えなくなる可能性があります。

とはいえ、任意整理をせずに返済ができなくなってしまった場合でも、いずれはクレジットカードに影響が出ることになります。

以下、任意整理をすると、どのようなクレジットカードが使えなくなる可能性があるのかについて説明します。

2 任意整理をするクレジットカード会社のクレジットカード

キャッシングやショッピングの債務があり、任意整理の対象としているクレジットカード会社のクレジットカードは、受任通知が送付されると使うことができなくなります。

任意整理をするということは、債務の返済が困難になったということですので、受任通知が送付された以降の貸付けや立替えは停止され、クレジットカードが使用できなくなります。

また、任意整理が終わった後も、通常の場合、任意整理の対象となったクレジットカード会社のクレジットカードは、基本的に使用を再開することはできないといえます。

任意整理後、返済が完了してから一定期間は信用情報に記録が残るとされていますが、手続きの対象となったクレジットカード会社の場合は、それとは別に、社内にも債務整理をした情報が残るためです。

3 任意整理をしないクレジットカード会社のクレジットカード

任意整理の対象となっていないクレジットカード会社のクレジットカードは、基本的には使用することができます。

もっとも、信用情報に登録された情報は、信用情報機関に加盟しているクレジットカード会社も閲覧できるものです。

したがって、更新などのタイミングで信用情報が照会された結果、更新ができなくなったり、クレジットカードの利用限度額等に影響が生じたりする可能性があります。

4 任意整理後に新しく作るクレジットカード

任意整理をした場合には、その旨が信用情報に登録されます。

そして、新しくクレジットカードの申込みをした際には、クレジットカード会社は審査のために信用情報を調査します。

任意整理をしたことで信用情報に事故情報が登録されていると、クレジットカード会社の審査が通りにくくなり、新たにクレジットカードを作ることは難しくなります。

信用情報は一定期間が経過するまでは残るとされているため、その期間が経過した後であれば、新しくクレジットカードを作ることができる可能性が出てきます。

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